「『夕日が背中を押してくる』の指導案を完成させなきゃいけないけど、なかなか筆が進まない」
「いろんな授業アイデアを見て参考にしたい」
と思っている先生も多いのではないでしょうか。
指導案の作成って大変ですよね。
「本時の流れはできたのに、1枚目(教材観・児童観・指導観)の筆が進まずに時間だけが経っていた…、もう寝ないとヤバいのに…。」という経験をした先生も多いハズ。
この記事では、小学校3年国語「夕日が背中を押してくる」の指導案の
- 授業アイデア
- 教材観の文例
- 児童観(生徒観)の文例
- 指導観の文例
を紹介します。
文例は全部で8パターン!
文例を眺めていると、自分の書きたい文章ややりたい授業案が舞い降りてくることがあります。
筆が止まって悩んでいるときに、この記事を活用してくださいね。
指導案「夕日が背中を押してくる」の授業アイデア

まずは、小学校3年国語「夕日が背中を押してくる」の授業アイデアをいくつか紹介します。
(全部取り入れるのは難しいので、「これいいな!」と思うのがあったらやってみてください)
詩の特徴を確認する
「夕日がせなかをおしてくる」でおさえておきたい詩の特徴には以下のものがあります。
二連の詩
「夕日がせなかをおしてくる〜あしたの朝ねすごすな」が二回続く構成になっている。
何度か音読して気づかせたいですね。
セリフが一字下がっている
「さよなら さよなら〜」のセリフの部分が一字さがっている。
それぞれ一連と二連のセリフを誰が言っているのかにも気づかせたい。
擬人法
詩の中に擬人法が使われている箇所があるので、取り上げて伝えたいですね。
詩の内容を議論する
詩の内容を読み深めたり、自分なりのイメージをふくらませたりするときにできる発問をいくつか紹介します。
誰のセリフ?
一連の「さよならさよなら〜」、二連の「さよならさよなら〜」は、それぞれ誰のセリフでしょうか?
それぞれ誰のセリフなのかを問うことで、詩の場面がイメージできているかを確認することができます。
根拠を明らかにして考えさせましょう。
位置関係(向き)は?
一連と二連で、夕日とぼくらはどっちの方向を向いてる?
一連は、「歩くぼくらのうしろから」とあるので、ぼくらが歩いているうしろから夕日が呼びかけている(つまり、ぼくらと夕日は同じ方向を向いている)ことがわかる。
二連は、「ぐるりとふりむき太陽に」とあるので、ぼくらと夕日が対面していることがわかる。
絵を書いたり、書かせたりすると、子どもたちのイメージも明確になります。(挿絵を使って問いかけるのもいいですね)
明日の朝は何があるの?
「あしたの朝ねすごすな」とあるけど、明日の朝何かあるのかな?
「明日遠足があるから、夕日が心配してくれてるんだと思う」
「なにもないけど、毎日寝坊してるから、夕日が声をかけてくれたんだと思う」
「明日も朝から遊んで、太陽と会う約束をしてるんじゃない?」
など、イメージさせて話し合わせるのも面白いですね。
朝日はどうするかな?
「夕日がせなかをおしてくる」なら、「朝日」はどうすると思う?
「朝日はうでをひっぱってくる、だと思う!ベッドから起こしてくれそう」
「朝日はかおをてらしてくる、だと思う!目を覚ましてくれそう」
などを夕日との対比で考えさせて、「朝日verで詩を書いてみよう」などとするのも面白そうです。
実は続きがあるんです…
「夕日がせなかをおしてくる」には続きがあります。聞いてみましょう。
実は、「夕日がせなかをおしてくる」には、続きの詩があります。
童謡「夕日がせなかをおしてくる」↓
続きの詩は以下のとおりです。
夕日がせなかを おしてくる
でっかいうでで おしてくる
握手しようが わかれ道
ぼくらはうたう 太陽と
さよなら さよなら
さよなら きょうの日
すてきな いい日だね
あしたの朝 またあおう
さよなら きょうの日
さようなら
詩のお気に入りの部分を交流
「夕日がせなかをおしてくる」の詩の気に入った部分を、理由とともに交流させる活動。
人によって、一連が好きだったり、二連が好きだったりと意見が分かれるのが面白いポイントです。
好きな詩を選んで発表会
「夕日がせなかをおしてくる」の学習をする場面では、他の詩を読む場合が多いかと思います。
自分のお気に入りの詩を選んで発表するような活動を最後にいれるのもよいでしょう。
指導案「夕日が背中を押してくる」教材観の書き方例

小学校3年国語「夕日がせなかをおしてくる(詩を読もう)」の指導案-教材観の文例を紹介します。
本教材は、2年生で行った詩の学習を土台に、詩の表現や構成に対する理解を深めることを目指す内容である。2年生の詩の学習では、児童が詩を声に出して読み、言葉のリズムや響きに親しむことを経験してきた。3年生では、さらに詩の構成や表現に注目し、詩に描かれた情景や心情について友達と話し合い、その話し合いを基に音読に取り組む力を養いたい。言葉のリズムや響きを楽しみ、文章から情景をイメージする力が備わりつつあるこの時期に、本教材は非常に適している。
2年生の学習で、児童は詩を声に出して読む楽しさや、詩のリズム感、言葉の響きに親しんできた。3年生では、これに加えて、詩の表現や構成に着目し、詩に込められた心情や情景について深く考え、友達と意見を交換する力を身につけたいと考えている。本教材「夕日がせなかをおしてくる」は、言葉の響きやリズムが豊かであり、また、詩に描かれている夕日の情景が児童の想像力を刺激する。この時期の児童にとって、イメージを膨らませ、音読を通じて表現を楽しむ活動に最適な教材である。
本教材は、2年生で行った詩の学習を発展させた内容となっている。2年生の詩の学習では、詩を声に出して読み、詩に描かれている様子を具体的に想像しながら、言葉の響きやリズムを楽しむ活動を経験してきた。3年生になり、児童は詩の構成や表現に目を向け、詩に描かれている心情や情景について考え、友達と話し合う力を育てる段階に入っている。この時期は、言葉の響きやリズムを楽しむ力が備わり、文章からイメージを膨らませることができるようになってきたため、本教材は、そうした力をさらに伸ばすために適している。
指導案「夕日がせなかをおしてくる」児童観の書き方例

小学校3年国語「夕日がせなかをおしてくる(詩を読もう)」の指導案-児童観(生徒観)の文例を紹介します。
3年◯組の児童たちは、1学期にした詩の音読を通して、詩のリズムや言葉の響きを楽しむ力を身につけている。声に出して読むことで、詩の表現や言葉の面白さを感じ取ることができる児童が多い。しかし、詩に描かれた情景や心情を具体的に想像する力にはまだ課題があり、詩の表現から心情を読み取ったり、友達と話し合って自分の感じたことを深める経験が十分ではない。この「夕日がせなかをおしてくる」の学習を通じて、詩に描かれた情景や心情を想像し、それを友達と共有する力を育て、さらに詩の音読に活かしていけるようにしたい。
3年△組の児童たちは、詩の音読においてリズム感や言葉の響きを楽しむことはできているが、詩の内容を深く考える力がまだ育っていない。詩に描かれた場面や心情をイメージすることが難しい児童が多く、音読が単なる読み上げになってしまうこともある。このため、「夕日がせなかをおしてくる」の学習を通じて、詩に描かれた情景や心情を具体的に想像する力を養い、友達と意見を交換することで、詩の奥深さを感じ取る力を育てたい。また、学習を通して、その想像を音読に反映させ、詩を自分の言葉で表現する力を伸ばしたい。
3年□組の児童たちは、これまでの音読学習において、言葉の響きやリズム感を楽しむことができており、声に出して読むことへの抵抗は少ない。しかし、詩の構成や表現に注目して深く読み取る力はまだ十分ではなく、詩に描かれた心情や情景について自分なりの解釈を持つ児童が少ない。「夕日がせなかをおしてくる」の学習を通して、詩の表現を深く読み取り、情景や心情を想像する力を育てるとともに、友達と話し合いながら自分の考えを深めていける力を身につけさせたい。
指導案「夕日がせなかをおしてくる」指導観の書き方例

小学校3年国語「夕日がせなかをおしてくる(詩を読もう)」の指導案-指導観の文例を紹介します。
第1時では、詩の内容と構成を理解する活動を行います。まず、「夕日がせなかをおしてくる」を音読し、リズムや響きを感じながら詩の特徴を確認します。次に、詩の中で描かれている情景や心情について、ペアやグループで話し合い、詩に込められた思いを具体的に考えさせます。さらに、「紙ひこうき」など他の詩を読んで、それぞれの詩の表現やリズムの違いを感じ取らせます。
第2時では、詩に対する自分の感想や考えを表現する活動を行います。まず、児童が「夕日がせなかをおしてくる」のお気に入りの部分を選び、クラス全体で交流します。この活動を通じて、表現力や詩の楽しさを体験させます。
第1時では、詩の基本的な構成や内容を確認し、児童が詩に込められた情景や心情を考える活動を行います。まず、「夕日がせなかをおしてくる」を音読し、言葉の響きやリズムを楽しみます。次に、詩の内容をクラスで話し合い、描かれている情景や心情を具体的に想像させます。さらに、「紙ひこうき」や「わたしと小鳥とすずと」など他の詩も読み、表現の違いを比較することで詩の理解を深めます。
第2時では、児童が自分の感じたことを表現する活動を行います。まず、お気に入りの詩の部分を選び、クラスで交流します。次に、「夕日」を「朝日」に変えてオリジナルの詩を作成し、最後にクラスで発表し合います。これにより、詩の表現力や創造力を伸ばすことを目指します。
「夕日がせなかをおしてくる」の指導案作成をAIに補助してもらう方法

「AIに指導案作成を手伝ってもらえたらいいのにな…」
と考えたことのある先生も、いるのではないでしょうか。
実は、この記事に載っていた文例は、すべてChatGPTの力を借りて作成しました。
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本書では、以下の内容を学べます。

- Step1:授業アイデアを考えるプロンプト
- アイデア出しの補助
- 質問への回答
- 知識転用の補助
- 授業づくりのアドバイス
- 壁打ちの相手
- Step2:アイデアを指導案にするプロンプト
- 教材観・児童観(生徒観)・指導観の執筆
- 評価規準の執筆
- 【万能?】箇条書きから執筆してもらう
- Step3:文章チェックプロンプト
- 誤字脱字チェック
- わかりやすい表現への書き換え
- 冗長表現チェック
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