指導案「へんとつくり」の授業アイデア＆文例集（小学校3年）

2024年9月1日2025年2月19日

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「『へんとつくり』の指導案を完成させなきゃいけないけど、なかなか筆が進まない」
「いろんな授業アイデアを見て参考にしたい」

と思っている先生も多いのではないでしょうか。

指導案の作成って大変ですよね。

「本時の流れはできたのに、1枚目（教材観・児童観・指導観）の筆が進まずに時間だけが経っていた…、もう寝ないとヤバいのに…。」という経験をした先生も多いハズ。

この記事では、小学校3年国語「へんとつくり」の指導案の

授業アイデア
教材観の文例
児童観（生徒観）の文例
指導観の文例

を紹介します。

文例は全部で8パターン以上！

文例を眺めていると、自分の書きたい文章ややりたい授業案が舞い降りてくることがあります。

筆が止まって悩んでいるときに、この記事を活用してくださいね。

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指導案「へんとつくり」の授業アイデア

まずは、小学校3年国語「へんとつくり」の授業アイデアをいくつか紹介します。

漢字クイズ

まずは定番「へんとつくりの漢字クイズ」です。

よくあるのは、以下の2つの活動でしょうか。

導入で教師が作った漢字クイズを披露し、みんなで考える
第2時で、児童に漢字クイズを作らせ、友達同士で問題を解き合う

　他にも、アイデア次第でいろいろなクイズ・ゲームが考えられます。

へんやつくりを分解したものを並べて、どれが正しいペアなのかを合わせる
「ごんべんのつく漢字」などのテーマを与えて、制限時間内に多くみつけたグループの勝ち
「にんべんのつく漢字」などのテーマを与えて想像した漢字をノートに書く。「せーの」で班員の書いた漢字を見て、誰かと同じ漢字を書いていた人は負け・誰も思いつかない漢字を書いていた人は勝ち

クラスの実態に合ったものを考えてみると面白そうですね。

同じ「へん」「つくり」の仲間集め

教科書や国語辞典・漢字辞典を使って、同じ「へん」や「つくり」の漢字を集める活動。

にんげんの漢字を◯つ以上見つけたら「にんべん名人」
「しんにょう」のつく漢字を◯つ見つけたペアから立ちましょう

などの活動をプラスすると、盛り上がるかもしれませんよ。

へんとつくり神経衰弱ゲーム

幻冬舎から「へん」と「つくり」をあわせるゲームが発売されています。

幻冬舎「へん」と「つくり」を合わせるゲーム漢字はかせ新装版 479076

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ポチップ

へんとつくりを使って神経衰弱ができるというゲーム。

授業のゲーム作りのヒントになりそうです。

ICT活用で漢字クイズ・ゲーム

ここまで紹介した漢字クイズやゲームを、ICTを使ってやるという方法もあります。

漢字ゲームに使えそうなICTツールとしては、

Canva
FigJam
Padlet

などが挙げられます。

もし普段遣いしているツールがある場合は、「ICT活用で面白いゲームできないかな？」と考えてみてくださいね。

指導案「へんとつくり」教材観の書き方例

小学校3年国語「へんとつくり」の指導案-教材観の文例を紹介します。

1年生と2年生の学習で、児童は「へん」や「つくり」を含む漢字に触れてきた。本教材では、3年生で学ぶ新たな漢字や語句に焦点を当て、「へん」や「つくり」が漢字の意味や読み方にどのように影響するかを理解させることを目的としている。語彙が広がり、漢字の使用頻度が増加するこの時期に、漢字の構成要素を理解することは、辞書や辞典を効果的に活用するためにも重要であり、本教材は児童の学習に適しているといえる。

これまでに学んできた漢字には「へん」や「つくり」を含むものが多く、児童は自然にそれらの漢字構造に触れてきた。3年生では、さらに多くの漢字や語句が登場し、漢字の使用が増えてくる。このタイミングで「へん」や「つくり」に焦点を当てることは、漢字の成り立ちや意味をより深く理解する助けとなる。語彙の増加や辞書の使用が本格化するこの時期に、本教材は児童の学習に適している。

1年生と2年生で学習してきた漢字の中には、すでに「へん」や「つくり」を含むものが多く存在する。本教材は、そのような漢字に対する理解を基に、3年生でさらに多くの漢字や語句を学ぶ児童にとって、漢字の構成に対する認識を深めるものとなっている。「漢字による語句の使用が増えてくるこの時期」に、へんやつくりなどの部首を理解することは、漢字の字義や読み方を推測する力を養うだけでなく、辞書や辞典を活用する際にも有効である。これにより、漢字学習の幅を広げられると考える。

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指導案「へんとつくり」児童観の書き方例

小学校3年国語「へんとつくり」の指導案-児童観（生徒観）の文例を紹介します。

3年◯組の児童たちは、これまでの漢字学習において、「へん」や「つくり」を含む漢字を正確に書き取ることができており、基本的な漢字の知識は身についている。しかし、漢字の構造に対する意識が薄く、漢字の意味を深く理解することや、知らない漢字を見たときにその成り立ちから意味を推測する力が不足している。この「へんとつくり」の学習を通じて、漢字の構成要素に注目し、自分で意味や読み方を考えられる力を育て、漢字に対する理解をさらに深めていきたい。

3年△組の児童たちは、これまでの漢字学習を通じて、漢字の形や読み方を覚えることにはある程度慣れており、テストでも正確に漢字を書くことができる児童が多い。しかし、「へん」や「つくり」のような部首に注目して漢字の意味を考える機会が少なく、漢字の意味を推測したり、調べたりする力がまだ十分には育っていない。この「へんとつくり」の学習を通じて、部首の持つ意味や役割を理解し、自ら漢字を調べる力を身につけ、辞書や辞典を活用する力を養っていきたい。

3年□組の児童たちは、これまで1年生や2年生の漢字学習を通じて、「へん」や「つくり」の存在に気づき、漢字の形を覚えることは比較的よくできている。しかし、漢字の構成要素が意味や読み方にどのように関わっているかを理解する力はまだ不十分であり、漢字の成り立ちや意味を推測する際に迷うことが多い。この「へんとつくり」の学習を通じて、漢字をただ覚えるだけでなく、その構成から意味を考える力を養い、辞書や辞典を使って自分で調べる力を身につけさせたい。

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指導案「へんとつくり」指導観の書き方例

小学校3年国語「へんとつくり」の指導案-指導観の文例を紹介します。

第1時では、「へん」と「つくり」に対する基礎的な理解を促すために、導入として「へんとつくり調べ」を行います。教師がいくつかの漢字を提示し、それぞれの「へん」や「つくり」が持つ意味や共通点について考えさせます。その後、児童は教科書や辞書を使って、同じ「へん」や「つくり」を持つ漢字を自分で調べ、仲間集めを行います。この活動を通じて、漢字の構造に対する意識を高めます。
第2時では、児童が学んだことを確認・発展させる活動として、「へんとつくり漢字クイズ（子ども同士）」を行います。児童はペアやグループでクイズを作成し、それをクラス全体で出題し合います。これにより、学んだ内容を復習し、他者と共有しながら理解を深めることができます。

第1時では、漢字の構成要素である「へん」と「つくり」に関心を持たせることを目標に、授業を進めます。まず、教師主導で「へんとつくり漢字クイズ」を行い、児童に「へん」や「つくり」の役割について考えさせます。その後、児童が自分で「へん」と「つくり」を持つ漢字を調べ、同じ仲間の漢字を集める活動を行います。この活動を通じて、漢字の構造に対する理解を深め、学習意欲を引き出します。
第2時では、学んだ「へん」と「つくり」を整理・定着させるために、「オリジナルへんとつくりハンドブックづくり」を行います。児童はこれまでに学んだ漢字をもとに、自分なりの解釈や説明を加えたハンドブックを作成し、最後にクラスで共有します。これにより、学んだ内容を自分の言葉でまとめる力を養い、学習内容の定着を図ります。

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